山口地学会

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山口県西部

吉部大岩郷

吉部大岩郷

国指定の天然記念物、吉部大岩郷(きべおおいわごう)は、この付近に分布する石英閃緑岩(白亜紀)の岩塊が積み重なった岩海(Felsenmeer)である。大きい岩塊は直径4m程度で万倉大岩郷に比べて岩塊は小さく、広さも万倉大岩郷の9分の1(約3ha)程度である。

吉部大岩郷は宇部市吉部大棚にあり、国道2号線宇部市舟木・岡の坂交差点を北折し、県道30号線を約2.5km北進すると吉部の町の手前に至る。そこに吉部大岩郷の看板があり、そこを左折し県道230号線(伊佐吉部山口線)を約1km北進すると吉部大岩郷入口の小さな看板があり、約1km上がると普通車約5台止められる駐車場がある。

万倉大岩郷からも行ける。万倉大岩郷を約3km東進すると県道230号線(藤ヶ瀬)に出る。そこから下ると吉部大岩郷入口の小さな看板がある。
侵入道路や岩海内は良く整備されており、春には桜も見られる。

麻野他郎(元万倉中学校)

宇部市吉部大棚

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